◇16日 東都大学野球春季リーグ戦 日大3―2青学大(神宮)

 日大が青学大を3―2で破って、1部に復帰した2021年秋からのこのカードの連敗を11で止めた。3番の谷端将伍内野手(3年・星稜)が8回に決勝ソロ。5回から救援した山内翔太投手(4年・習志野)が1失点で今季2勝目を挙げた。青学大は開幕からの連勝が8で止まった。

 3連覇を狙う王者に今季初黒星をつけた。日大は8回先頭で、3番の谷端将伍内野手(3年・星稜)が逆方向の右中間へ、リーグトップの4号となる決勝ソロ。「つないでいこうというのを率先してやった結果がたまたまホームラン。捕られるかと思いましたが風もあった」。強風も味方した決勝弾で、1部に復帰した2021年秋から続く青学大戦の連敗も11で止めた。勝ち点を4にするのが優勝への条件。救援して、許した走者は同点ソロの1安打だけで5イニングを1失点の山内翔太投手(4年・習志野)は「変化球が低めに決まった。ここで、ひと安心せず、あしたも勝って、残り2カードも全勝でいきたい」と力を込めた。