出場選手登録を抹消された中日・中田翔内野手(35)が17日、ナゴヤ球場で取材に応じ、最短での1軍再昇格を目指す考えを示した。

 15日に行われた阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)の2回の第1打席で左足首付近に自打球を受けて、8回の守備から交代。自打球が当たった左脚をかばって走ったときに右のハムストリングに痛みを感じて、翌16日に出場選手登録を抹消された。

 「軽い肉離れだと思います。(第1打席で)やばいと思って、すぐスピードは緩めました」。巨人時代の昨年5月にも同じ右ハムストリングの肉離れで、1カ月近く戦線を離脱。“古傷”となるだけに事前に危険を察知して、大事には至らなかった。

 しかし、ドラゴンズに加入してから、2軍降格は初めてとなる。それだけに、「(出場選手登録を)抹消になったことに関して、すごく情けなく思います。(けがしないように)気にしながらやったつもりではいたんですけど、こういう形になってすごく残念」と唇をかんだ。