ボクシングIBFミニマム級王者の重岡銀次朗(24)=ワタナベ=が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで行われた「すみだボクシング祭り2024」に登場し、参加者とミット打ちなどを行った。今月はプエルトリコのサンフアンで行われたIBFの総会に参加し、初回にダウンを喫しながらも3度倒し返してKO勝ちした昨年4月のクアルト(フィリピン)戦がIBFの2023年度最高試合賞を受賞。凱旋(がいせん)でのイベント参加となった。

 「合間にビーチを走ったりして。いい刺激になりました」と、重岡は目を輝かせた。次戦は7月28日に大津市の滋賀ダイハツアリーナで同級1位タドゥラン(フィリピン)との指名試合になる方向だ。

 すみだボクシング祭りは、東京五輪のボクシング競技が墨田区の両国国技館で開催されたことを機に毎年行われている。場内では選手のトークショーやミット打ち、記念撮影に加えて4回戦の試合も行われた。