◇19日(日本時間20日)MLB ドジャース3―2ッズ(ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が移籍後初、自身4年ぶりのサヨナラ打を放った。2試合ぶり「2番・DH」で出場した大谷は4打数2安打1打点で打率は3割5分3厘となった。ドジャースは3連勝。
2―2で迎えた延長10回裏だった。タイブレークで始まったが2死一、二塁に。ここで大谷は6球目、内角低めいっぱい151キロの真っすぐをライトへはじき返した。声をあげながら一塁ベースを回り、勝利を見届けた大谷はベンチ前でひまわりの種を浴び、もみくちゃにされ、さらに大きなボトルに入った氷水のシャワーを浴びせかけられ、ナインと喜びを分かち合った。
この日、大谷は1回は空振り三振、3回はレフトフライ、5回は死球で、8回に2試合ぶり安打となる一塁内野安打を放ち、10回にサヨナラ打を放った。
試合後、大谷はインタビューを受けた
―サヨナラ勝利に
「単打でいいので何とかヒットで終わらせたいと思っていたので、いい形で終われてよかった」
―この試合はどれくら大事だった
「(4連戦の)初戦を落としているので、そのあといい野球ができているのでそこはいいんじゃないかと思います」
―5番手投手のバンダが粘って10回を抑えた
「攻撃にいい流れを持ってきてくれ、すばらしいピッチングだった」
―打ったディアスに対して工夫は
「独特な球筋なので食らいつくイメージだけ持って、何とかバットにあてたいと思っていた」