出光興産は15日、全国のアポロステーションスタッフが車のコーティング技術を競う「2024年度apollostation KeePer技術コンテスト」全国チャンピオン戦を、愛知県大府市で開催した。全国272人の予選を勝ち上がった24人が出場。出光リテール販売中部カンパニーの安田悠哉さんが優勝した。

出光は中期経営計画として「スマートよろずや構想」を掲げ、全国のアポロステーションが、従来の給油所としてだけでなく、地域の生活支援基地としての役割も担えるように、変革を進めている。技術コンテストはその一環として開催され、今年が2回目となった。

この日は、前年度優勝者の小澤大将さんも登場し、その腕前をデモンストレーション。「家庭でできる洗車のコツ」を解説した。小澤さんは「日光に気をつけてください。使用した水が車に残り、シミになる可能性があります。ドアミラーの下など、普段目にしない場所にも気を配ってください」などとアドバイス。その上で「油分は家庭では取れきれません。われわれは油分を取り切ってからコーティングを行います。車をリフレッシュさせる感覚で(アポロステーションを)ご利用ください。雨でも汚れにくいクルマになり、洗車も楽になります」とアピールした。