Text by CINRA編集部

福原遥がNHK2025年大河ドラマ『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演することが発表された。


同作は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子として生まれた蔦重こと蔦屋重三郎が貸本屋から身を興して「江戸の出版王」に成り上がり、時世は移り変わって幕府から弾圧を受けながらも筆の力で戦い続ける姿を描いた作品。横浜流星が蔦屋重三郎役を演じる。作は森下佳子。


福原遥が演じるのは蔦重を慕う当代一の花魁・誰袖役。老中・田沼意次の「懐刀」ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎に祝儀を含めて1,200両という莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることになるが、金の出所について疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件に発展していく。


【福原遥のコメント】
蔦重を慕う花魁の誰袖と聞いてまず、江戸時代の花魁という世界は一体どんな世界なんだろうと思いました。
すごく煌びやかに見える一方で、きっと陰もある世界に身を置く誰袖の心情・苦悩など色んな顔があるだろうなと感じています。今まで自分が演じたことのない役どころなので、不安もありますが、誠心誠意努めて参りたいと思います。
そして横浜流星さん演じる蔦屋重三郎との関係性もどうなっていくのかとても楽しみです。
横浜流星さんとは10年くらい前に共演させていただいており、今回またご一緒できると聞いて、とても嬉しかったですし心強いです!今からお芝居をご一緒できるのがとても楽しみです!
大河ドラマに出演させていただくことは、目標にしていたことだったので、今もまだ信じられないくらい、本当に嬉しく思っております。
観てくださる皆さまに楽しんでいただける、愛される誰袖を演じられるよう精一杯頑張りたいです!