5月19日、シカゴで開催されたACEN(アニメセントラル)にて、『わたしの幸せな結婚』や『メイドインアビス』など、多くの人気コンテンツを生み出してきたシネマキトラスが2本の完全オリジナルアニメーション制作を発表した。併せてティザービジュアル、パイロットフィルム、PVが解禁された。

 「100年残る、時代が変わっても変わらない価値観が入っているフィルムを産み出す」を理念に、2008年に設立したキネマシトラス。これまで『わたしの幸せな結婚』や『メイドインアビス』をはじめ、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』『盾の勇者の成り上がり』『カードファイト!!ヴァンガードoverDress』『SHOW BY ROCK!! STARS!!』『ゆゆ式』『ばらかもん』『東京マグニチュード8.0』など、多くのコンテンツを手がけてきた。

 設立から16周年を迎え、発表された完全オリジナルアニメーションは『さよならララ』『Ninja Skooler』の2作品。小出卓史監督が手がける「人魚姫」を現代の日本で蘇らせた『さよならララ』は、キャラクターデザインを谷紫織が担当する。小出監督は、「素敵なスタッフたちと一緒に、心を込めて作ります!」と意気込みを明かす。

 監督を宝井俊介、キャラクターデザインをはみが務める『Ninja Skooler』は、「もしも」の江戸で生きる忍者たちを描く物語。宝井監督は「僕たちと同じ様でありながら、少し違った『当たり前』が有る世界を主人公の子ども達と一緒に描ける様に頑張ります」とコメントしている。

 制作発表に際して2作品のティザービジュアルが解禁、また『さよならララ』のパイロットフィルム、『Ninja Skooler』のPVも解禁された。