世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」に隣接したホテル
◆ヒルトン横浜
横浜・みなとみらいの大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト」の一環として、約2万人の動員が可能な世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」に隣接し、2023年9月、「ヒルトン横浜」がグランドオープンした。
今回はホテルの全容・魅力とともに、同ホテルで注目を集めている、新しいスタイルのデザートビュッフェ(アフタヌーンティービュッフェ)をご紹介しよう。
みなとみらいの景観を一望できる地上26階建ての同ホテルのデザインコンセプトは、建築様式のアール・デコをモチーフに、モダンな横浜の要素を組み込み再構築した「YOKOHAMA Déco(ヨコハマ・デコ)」。アール・デコは、神奈川県庁本庁舎などの歴史的建築にその造形が多くみられ、そのきらびやかな豪華さと未来的なスタイリッシュさを取り入れながら、横浜の海、港町や音楽のイメージと掛け合わせた、同ホテルならではのデザインが全体に施されている。
上質な時間を引き立たせる設えの客室は、みなとみらいのシティビューを望むデラックスルーム、横浜駅側のウォーターフロントの景色を見晴らすプレミアムルーム、エグゼクティブラウンジへのアクセスが可能なエグゼクティブルームなど8タイプ全339室で、全室31平米以上のゆとりある広さが特徴だ。
室内にはアール・デコの特徴的な装飾やデザインが配置され、横浜の夜景に溶け込むエレガントな配色で統一。まるで横浜の夜景の中に浮かんでいるかのように感じさせる造りの足元まで全面に広がった窓や、客室でも音楽の余韻に浸れるようにと高性能スピーカーを備えるなど、上質で寛ぎに満ちた空間造りを実現している。
飲食施設は、銘柄牛や新鮮なシーフードが堪能できるスペシャリティレストラン「オーシャンミラノ シーフード&ローストビーフ」、中央にそびえ立つボトルタワーが象徴のバー&ラウンジ「メロディー」など、それぞれ個性が冴える3施設。
そのひとつであるオールデイダイニング「Parade(パレード)」は、朝食、ランチ、アフタヌーン、そしてディナーと、一日のうちに次々と表情を変えるビュッフェスタイルレストランだ。
朝食ビュッフェでは、シェフのこだわりが詰まった約150種類の料理を用意。ライブキッチンでは、焼きたての香ばしいパニーニやフレンチトースト、トロピカルソースなどをトッピングできるハワイアンパンケーキを目の前で提供してくれる。
そしてランチやディナーでは、インターナショナルな料理や季節ごとにアレンジしたメニューをラインアップ。
いちご尽くしのアフタヌーンビュッフェでは「いちご食べ比べ」も
そんなオールデイダイニング「Parade(パレード)」で特に注目したいのが、シーズナルにテーマを変えて通年提供される“アフタヌーンティービュッフェ”だ。
現在提供中なのは、いちご尽くしの「アフタヌーンティービュッフェ【いちごの誘惑】」(〜2024年5月12日[日]まで)で、パティシエが腕を振るうデザートの数々はもちろん、フレッシュいちごを並べた食べ比べコーナーも。
さらにこの期間限定で、通常のモンブランが、いちごのモンブランへと変更。注文後、オープンキッチンでひと皿ごと作る、いちごの生絞りモンブランは絶対にハズせない1品。
もちろんホテル特製カレーやもちもち食感の自家製麺を使用した日替わりパスタなど、お腹を満たす軽食メニューも充実している。
この“アフタヌーンティービュッフェ”が斬新だと評判の理由は、アフタヌーンティーのティースタンドの貸し出しを行っているから(数量限定・先着順)。
ビュッフェ台から選んできたデザートをティースタンドに並べれば、自分好みの“世界にひとつ”のアフタヌーンティーを作ることができるというわけ。「ヒルトン横浜」だからこそ楽しめる、新しいスタイルのこのアフタヌーンティービュッフェは、テーマが変わるごとにリピートしたくなること請け合いだ。
ヒルトン横浜
所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-13
電話番号 045-641-8100(代)
https://hiltonhotels.jp/hotel/kanto/hilton-yokohama
文=立花奈緒(ブレーンシップ)