北朝鮮外務省は13日、「米国の同盟国が国連『制裁』違反行為を監視するという美名の下、アジア太平洋地域に対する軍事的介入を露骨にすることによって地域情勢の不安定を一層引き起こしている」とする対外政策室長名の談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は太平洋地域おける米国と英国、ドイツ、フランス、ニュージーランド、オーストラリアなどの軍事協力動向を列挙。「自主的な主権国家を狙った米国の敵視政策と覇権戦略に便乗している一部の国々の無責任な振る舞いに深刻な懸念を示し、これ以上の緊張激化と不安定を招く挑発行為を即時中止することを求める」としている。