ゴールデンウイークの旅行先で地震など災害にあう可能性もないとは言えません。そうした際に持っておくといいモノ、旅行に行く前にチェックしておいたほうがいいことがあります。防災士の有資格者に聞きました。

■持っておきたい10個のモノ

旅行先だからといって特別なもモノではなく、可能なら日頃から持っておくといいものばかりですが、厳選して10個選んでもらいました。

●旅行先に持って行きたいモノチェックリスト
・モバイルバッテリー
・携帯トイレ
・エマージェンシーシート
・菓子類(消費期限の長いもの)
・マスク
・薬
・ばんそうこう
・ホイッスル
・圧縮タオル
・懐紙(かいし)

携帯トイレは渋滞時にも役立ちます。また、エマージェンシーシートは薄手の保温素材でう作られた防寒シートですが、トイレの際の目隠しにもなります。

薬やばんそうこう、マスクなどは一まとめにしてポーチなどに入れ、日ごろから持ち歩いてもよいかもしれません。特に薬は、旅行先でケガや体調不良などで病院にかかった際、いつも飲んでいる薬が何か分かるという意味でも助かります。

懐紙は、ふところに入れておける和紙で、メモ帳やちり紙のほか、ちょっとしたお皿としても使えます。

■旅行前に調べておきたい・検討したいこと

確認しておきたいことは、旅行先のハザードマップです。危険なエリアや避難場所を確かめましょう。海外旅行なら、外務省の「海外安全ホームページ」で現地の危険情報を確かめましょう。渡航先の大使館や総領事館などの緊急連絡先もメモしておきましょう。

次に確かめておきたいのは、保険です。特にクレジットカードに付帯する旅行保険の補償範囲や条件は、事前に調べておきましょう。カードの会社や種類などによっては、航空券などの旅費の支払いが前提になっていたり、同伴者が補償されなかったりします。必要な場合は、一般の旅行保険への加入も検討しましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部