道の駅いわて北三陸(久慈市)の累計来館者数が14日、100万人を突破し、関係者や地元マスコットキャラクターなどが節目となった家族を祝福した。同施設は19日に開業1周年を迎え、21日までの3日間は「春の超感謝祭」と銘打って多彩な催しが行われる。

 施設は久慈地域の観光拠点として広域4市町村が連携して整備し、昨年4月19日に開業。地元の山海の幸や各種お土産品などの販売コーナー、フードコート、屋内外への遊具などを備える。三陸沿岸道久慈北インターチェンジに近いことなどから順調に利用者数を伸ばしており、開業1周年を待たずに大台に到達した。

 14日は現地で来館者100万人達成セレモニーが行われ、岩手県葛巻町の会社員星野柊平さん(30)ら家族4人に、大向昌彦駅長らが記念ボードや取扱商品の詰め合わせなどを贈呈。遠藤譲一久慈市長は「利用者の声を聞いて、変化をつけて運営していく。関係者が力を合わせて頑張っていく」とあいさつした。

 節目となった星野さんは「初めて来て、100万人目になるとは…」と驚きつつ、施設については「遊具もそろっていて、子どものいる家族も楽しめる道の駅」と印象を語った。

 「春の超感謝祭」は19日午前10時スタート。各テナントの特売のほか、購入レシート提示での福引大抽選会、詰め放題広場(19日午後1時、500円)、働くクルマ試乗体験(20日午前11時〜午後2時)、景品つき大じゃんけん大会(21日午後1時)、チョコレート「ROYCE’」移動販売(3日間、午前10時〜午後5時)などを予定する。イベントの詳細はホームページで。

 営業時間は午前9時〜午後7時。問い合わせは道の駅いわて北三陸=電話0194(66)8830=へ。【全文】