華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、2024年3月25日にゴルフ新機能発表会を開催しました。

「睡眠中呼吸乱れ検知機能」などゴルフ以外の機能も充実

 華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は3月25日、23年10月に発売されたスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4(ファーウェイ ウォッチ ジーティーフォー)」にゴルフ新機能を追加するソフトウエアアップデートの発表を行いました。このアップデートにより「ゴルフ場モード機能」が追加され、日本国内2200以上のコースに対応。様々なワークアウトやヘルスケア機能が搭載されたスマートウォッチである「HUAWEI WATCH GT 4」が、高性能ゴルフウォッチとしての側面も持ち合わせるようになりました。

 さらに、今回の「ゴルフ場モード」の追加に合わせ、表面に立体織物加工を施したグリーンのフルオロエラストマーベルトが新緑のゴルフ場をイメージさせる7つ目のモデルも追加されました。

当日は曇天、しかし液晶は屋外でも非常に見やすくスムーズなプレーの助けになった
当日は曇天、しかし液晶は屋外でも非常に見やすくスムーズなプレーの助けになった

 発表会にはプロゴルファーの横田真一も登壇。今回発表された「HUAWEI WATCH GT 4」のゴルフ機能を使った感想を話しました。

「いままではレーザー距離計しか使っていませんでしたが、今回初めて『HUAWEI WATCH GT 4』のゴルフ機能を使ってその利便性に驚きました。クラブ選択などの動作がレーザー距離計を使用した場合よりも明らかにスムーズで、一連の流れの中でプレーできます。また、ハザードまでの距離なども簡単に分かるので、タテの距離をより意識したプレーができると実感できました」

「さらに、ゴルフ機能の中にもリアルタイムの心拍数や歩数、消費カロリーなども表示されるがいいですね。キャディーのいないセルフプレーでは必須のアイテムだし、プレーファストにもつながりますね」(横田プロ)

 ゴルフ機能が追加された「HUAWEI WATCH GT 4」ですが、それ以外にも「睡眠中呼吸乱れ検知機能」「スマートな生理周期予測機能」などヘルスケア機能も充実。ゴルフ専用のスマートウォッチとは異なりヘルスケア機能や様々なスポーツのワークアウト機能も特徴の一つといえそうです。

ラウンド後には各ホールの軌跡をスマートフォンで確認することもできる
ラウンド後には各ホールの軌跡をスマートフォンで確認することもできる

 今回の発表会では、実際に「HUAWEI WATCH GT 4」を着用してハーフプレーを体験することもできました。腕に「HUAWEI WATCH GT 4」を付けた最初の印象は、ゴルフ専用のスマートウォッチと比較すると「ちょっと重いかな?」でした。しかし、スイングに支障があるほどでもなく、付けているとすぐ慣れるのでほとんど気になりませんでした。

 肝心の距離測定ですが、5つの衛星システムに対応したGPS測位が可能ということもあり、レーザー距離計と比較してもほとんど気にならない程度の誤差。使用方法も直感的操作が可能で全く難しくないので、ハザードや目標までの距離計測もスムーズでした。液晶も有機ELなので、屋外でも非常にクリアにコース図を表示してくれて、見やすいのも印象的でした。

 また、プレー前に携帯アプリと連動させておくことで当日の風向きなどをリアルタイムで表示してくれるのも便利。全体的な風の流れが分かるだけでも、ショットの大きな助けになってくれました。

 各ホールが終わる度にスコア、パット数、ティーショットの方向などをインプットしておけば、ホールアウト後に各種スタッツやボールの軌跡をチェックすることもできました。欲をいえば「各ショット後に打った番手をインプットできれば、ホールアウト後により詳細なスタッツを確認できのに」と思いました。

「HUAWEI WATCH GT 4」に今回追加されたゴルフ機能は、ゴルフ専用のスマートウォッチに引けを取らない性能だと実感できました。価格も3万6080円(46ミリ径シリーズ・グリーン、税込み)と、見た目の高級感からすると割安だと感じられるので気になっている人は是非手に取ってほしい1本だと感じました。

e!Golf編集部