久万高原町柳井川の無職田村勉さん(77)の畑で、珍しいコンニャクの花が咲いた。英語名は「devil’s tongue(悪魔の舌)」で、黒っぽい紫色をした独特の形をした花が話題になっている。
 県久万高原農業指導班によると、コンニャクは種芋を約4年育てると開花することがあり、一般的に2、3年で収穫されるため、花を見られるのは珍しいという。開花後は生育が止まり、芋が小さくなる。
 田村さんは18日、柳井川地区鉢集落の雑草が生い茂る自身の畑に二つの大きな植物を発見。畑は10年ほど前までこんにゃくを育てていて、残った芋から開花したとみられる。