TOKYO FM『川島明 そもそもの話』で

 嵐の二宮和也が、20日放送のTOKYO FM『川島明 そもそもの話』(土曜午後5時)にゲスト出演し、グループの歴史を語った。

 二宮が旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に入所したのは1996年6月で13歳の時。その後、高1だった99年9月にはハワイでデビュー記者会見が行われ、同11月にはデビューしている。本人いわく「その年の12月には事務所を辞める話をしていた」というが、デビューが発表され、多くの人たちが動き始めたことで「簡単に辞めると言えなかった」と振り返った。

 そして、2001年10月から初のレギュラー冠番組、日本テレビ系『真夜中の嵐』を持つことになるが、そのきっかけがドリフターズのリーダー・いかりや長介さん(享年72)だと明かした。

「コンサートをいかりや長介さんが見に来られて、感動して興奮してお帰りになられて『あいつらすごい』『しゃべりがいい』と言われようです。それに事務所もいたく感動して、『あなたたち、頑張った。ここに好きなものを書きなさい。何でも買ってあげるから』と言われたんですけど、僕らは(欲しいものが)何もなかったんですよ。それで冗談っぽく『レギュラー番組』と書いたんです。そしたら、これがきて」

 その願いは程なく叶えられたが、同番組でメンバーは名古屋で麻薬取り引きがうわさされる現場でロケをするなどして奮闘。結果、同番組が終了後も日本テレビ系で『Cの嵐!』『Dの嵐!』『Gの嵐!』『嵐の宿題くん』が深夜番組シリーズで続き、人気番組『嵐にしやがれ』(10年4月24日〜20年12月26日)につながった現実がある。

 もっとも、二宮がグループとしてのブレークを実感したのは、2005年10月期の連続ドラマ『花より男子』だと言った。同作でメンバーの松本潤が主演し、高視聴率をマーク。嵐による主題歌『WISH』が大ヒットしたこと振り返り、「みんな、『花より男子、ありがとう』なんです。(松本の)個人仕事の案件で広がった感じで、『どこどこ』って感じでずっと焦っていました」と実感を込めた。ENCOUNT編集部