「このあと企画していただいて。ぜひお願いします」と“前のめり”

 俳優の畑芽育が25日、都内で行われたショートドラマのコンペティション『ショードラアワード2024』授賞式に出席した。

 縦型ショート動画において、次世代のクリエイターとタレントを発掘することを目的としたプロジェクト。同コンペティションではTikTokに特定のハッシュタグをつけて投稿することで応募が完了。この日は集まった作品から大賞やバズリ大賞、クリエイター賞などを発表した。

 畑は、映画『カメラを止めるな!』で監督を務めた上田慎一郎氏、日経BP総合研究所客員研究員の品田英雄氏とともにトークセッションに参加。上田氏に「もしショートドラマで畑を起用するなら?」という質問が投げかけられると、「推理モノがやりたい。天才名探偵みたいな。普段はおっとりしているけど、事件が起こったら名推理するみたいなのを2分くらいで。超高速名探偵」と提案。それを聞いた畑は「ぜひぜひ。このあと企画していただいて。ぜひお願いします」とノリノリだった。

 畑は、昨年9月よりTikTokに投稿されたオムニバスドラマ『みつめてそらして』に出演し、ショートドラマに挑戦した。「まさか自分が携わると思っていなかった。撮影の事前にいろんなショートドラマを見ていた。1人芝居はなかなか難しい。1人なので飽きがこないように、いろんな場所を歩き回ったり、手の動きを使ったり、新鮮な気持ちで撮影しました」と振り返った。

 近年ではドラマ現場でもTikTok投稿用の動画撮影が多くなっており、「どの現場に行っても撮っている。最近だとドラマ『最高の生徒』の現場でも頻繁にあった。香盤表にもSNS撮影ってしっかり書いてある」と紹介。自身は「グルメ系」の動画を見ているといい、「つい指が止まらない。あっという間に1時間過ぎてしまうことがある」と明かした。

 授賞式には福原遥も参加。司会はフリーアナウンサーの森香澄が務めた。ENCOUNT編集部