「このピュアで無垢な役を自分がどう演じることができるのか」と思い明かす

 俳優の古川琴音が21日、都内で行われた映画『言えない秘密』(6月28日公開)の完成披露試写会に出席した。恋愛映画初ヒロインを飾った心境などを語った。

 古川はオファーを受けた当時を振り返って「『この役を私にオファーしてくださるんだ』となんか意外というか……なんでしょうね。自分に対してそういうイメージを持っていなかったので、なんか妙にドキドキしましたね」と照れ笑い。「このピュアで無垢な役を自分がどう演じることができるのか、新しい挑戦でもあるな、と思いました」と述べた。

 また、相手役は人気グループであるSixTONESの京本大我。「『ファンの人、怒らないかな?』とかいろんなこと考えましたね」と話した。

 そんな京本のクラシック曲のピアノ演奏について「すごいな、というくらい上手だったんですよ」と触れ、「(あまりに上手で)びっくりして。(撮影の)1か月前、同じ時期から始めたと思ってたから、『いつ、どこでそんな練習したんだろう?』と思ってた」ところ、「(本試写会の前に行われた)さっき共同の取材で(京本が)『3か月前からやってました』と聞いて、安心したけど『それでもおかしいよな?』というくらいちゃんと弾いていた(笑)」と舌を巻いていた。

 同試写会には、横田真悠、尾美としのり、河合勇人監督も出席した。

 同作は、2007年に公開された同名の台湾映画が原案。過去の出来事からトラウマを抱えた大学生・樋口湊人(京本)と、どこか謎めいた雰囲気のある大学生・内藤雪乃(古川)。伝統ある音楽大学で運命的な出会いを果たし、愛おしくかけがえのない日々を送る。しかしある日、雪乃は湊人の前から姿を消してしまう……、というストーリーが展開される。ENCOUNT編集部