素材にチタン(チタニウム)を使用した腕時計は、一般的なステンレス素材と比べて軽く、金属アレルギーも起こしにくいなど、さまざまなメリットを持っています。
表面硬度が高くないため傷がつきやすい弱点がありますが、シチズンの「デュラテクト」やセイコーの「ダイヤシールド」などのようにコーティングを施すことで弱点を克服しているモデルもあります。
ここでは、ケースやバンドにブラックカラーのチタンを使用した「腕時計」のおすすめモデルをピックアップして紹介します。おすすめ商品を参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
●おすすめのブラックカラーチタン腕時計:スカーゲン Sundby Titanium(T233XLTMN)
北欧デンマークのウォッチブランド「スカーゲン(SKAGEN)」のモデルです。
北欧ブランドのスカーゲンらしいミニマルなデザインが特徴で、すっきりとしたシルエットに仕上がっています。シンプルですが退屈なデザインというわけではなく、ブラックカラーのチタンケースと対比となる爽やかなブルーの文字盤がデザインにアクセントをもたらしています。
約8mmの薄さとチタンケースによる軽量性も魅力的なポイントです。着けているのを忘れるような軽い装着感を得られます。
実売価格は約1万7000円(税込、以下同)から。
ケースサイズ:37(幅)×8(厚さ)mm
主な機能・特徴:生活防水(3気圧)、ミネラルガラス風防、日本製クオーツムーブメント
●おすすめのブラックカラーチタン腕時計:シチズン プロマスター CB0177-58E
日本の人気アウトドアブランド「モンベル(mont-bell)」とプロマスターのコラボモデルです。
チタニウムにカーボンの硬化膜「デュラテクトDLC(Diamond Like Carbon)」を施すことで、ステンレスの5倍以上の表面硬度を実現した「スーパーチタニウム」を採用し、ガンメタリックを思わせる独特の色合いと耐摩耗性を両立しています。
フィールドウォッチらしいシンプルかつ力強い視認性に優れたインデックスも特徴。マットブラックを基調としつつ、秒針のレッドが差し色として効いており、タウンユースでも使いやすいデザインに仕上がっています。
実売価格は約11万円から。
ケースサイズ:42.2(幅)×10.6(厚さ)mm
主な機能・特徴:防水(20気圧)、サファイアガラス(無反射コーティング)風防、光発電エコ・ドライブ、電波時計(日中米欧)、パーフェックス(JIS1種耐磁、衝撃検知、針自動補正)、デュラテクトDLC(ケース)、ブラックチタン(スーパーチタニウム)、耐メタルアレルギー
●おすすめのブラックカラーチタン腕時計:セイコー アストロン SBXC037
世界初のクオーツ腕時計「クオーツ アストロン」の名を受け継いだ、セイコーの中でも先進的な機能を備えるラインアップが特徴的なブランド「アストロン」のGPSソーラー腕時計です。
GPS機能によって素早く位置情報を取得し、今いる地点の現在時刻を正確に表示できます。 補足している衛星数を表示する機能もあり、ガジェット好きにはたまらない要素でしょう。
純チタンのケースにはセイコー独自の表面加工技術「スーパー ブラックダイヤ シールド」が施されており、通常の硬質コーティングと比べて約1.5倍、「ダイヤシールド」と比べても約1.2倍の硬度を獲得しています。
ベゼルの外周部にはセラミックスを採用し、さまざまな素材のブラックカラーを楽しめるのも見逃せないポイントです。
実売価格は22万円前後から。
ケースサイズ:50.7(縦)×42.9(横)×12.2(厚さ)mm
重量:105g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(10気圧)、サファイアガラス(スーパークリア コーティング)風防、ソーラー充電、GPS衛星電波修正機能、スーパー ブラックダイヤシールド(ケース)
●おすすめのブラックカラーチタン腕時計:セイコーセレクション SBTM333
時計の基本機能とデザイン性を追求した「セイコーセレクション」の電波ソーラー腕時計です。
スリムなケース・ベゼルに3針仕様、ケース・バンド・文字盤をブラックで統一しつつ、針とインデックスにのみシルバーを使用するなどデザインは非常にシンプルですが、上質な素材を使用することで洗練された印象に仕上げています。
ケース・バンドに純チタンを使用し、風防にはスーパークリア コーティングを施したサファイアガラスを採用しています。
飽きが来ないシンプルなデザインに上質な素材を合わせた長く使える1本です。
実売価格は5万円ほどから。
ケースサイズ:46.1(縦)×39.5(横)×9.5(厚さ)mm
重さ:72g
主な機能・特徴:日常生活用防水(10気圧)、サファイアガラス(スーパークリア コーティング)風防、電波時計、ソーラー充電