給料日間近になると、節約の意識がより高まるという方もいるでしょう。中でも、比較的抑えやすい支出は食費です。安い食材を使ってレパートリーを増やせば、負担にならずに節約できる可能性があります。今回の記事では、金欠を乗り切るおすすめの食材を紹介します。

給料日前が金欠になる原因

給料日前に金欠に悩む方はたくさんいます。そもそもなぜお金がなくなってしまうのか、金欠になる原因を洗い出しましょう。
 

固定費が高い

家賃や光熱費、携帯電話代が高いと、手元にお金が残らないため、まずは固定費を見直しましょう。光熱費を節約するには、日々節水や節電を心がけることが大切です。また、電気会社を変更すれば基本料金が安くなる可能性があります。
 
携帯電話代は格安SIMにすると、月々の料金を抑えやすくなるといわれています。手続きを面倒に感じる方もいるかもしれませんが、節約しやすくなるので実践しましょう。
 

支出が多い

買い物中、つい余計な商品を買ってしまう方は要注意です。「あったら便利」「安いから買った」という理由で購入したときに限って、実は不要だったということはよくある話です。商品を購入する際は、本当に欲しいものなのかをもう一度考えてみましょう。また、買い物リストを作って出掛けるのも効果的です。
 

外食が多い

仕事で帰りが遅くなったり、作る時間がなかったりすると、つい外食をしてしまいます。しかし、外食は自炊と違ってコストがかかるため、金欠を防ぐためにも極力控えたほうがよいでしょう。
 
忙しい方は、休日に作り置きをしておけば、食事がしやすくなるでしょう。また、ランチは手作りのお弁当を持参することで食費を抑えることにつながります。
 

金欠におすすめの食材

安い食材を買って自炊をすれば、食費を抑えられる可能性があります。ただ安い食材を買うのではなく、使いまわしができる食材を選ぶことが大切です。以下では金欠におすすめの食材を紹介します。
 

もやし

もやしは食材の中でも特に安いです。スーパーによっては10円程度で購入できるので、金欠時にはありがたい食材です。もやしは栄養がないといわれていますが、ビタミンB2やカリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
 
もやしは炒め物にすればかさ増しになり、食感もシャキシャキしているため満足度も高いでしょう。
 

豆腐

豆腐も節約時に心強い食材として知られています。豆腐は、タンパク質やイソフラボンが豊富に含まれているため、美肌にもよいといわれています。
 
また、木綿豆腐と絹ごし豆腐の2種類があり、値段も大きく変わらず使いまわしができるのがポイントです。最近ではお肉の代用品として使っている方もいるようです。
 
安いだけでなく、ヘルシーでクセもないため、さまざまな料理に使えます。
 

豚こま肉

お肉は高いというイメージがありますが、豚こま肉であれば比較的安価です。豚こま肉は安いだけでなく、味もおいしく使いまわしがしやすい食材です。料理番組でも特集されたり、豚こま肉を使ったレシピもたくさん公開されたりしています。
 
スーパーで買うなら、ジャンボパックでの購入がおすすめです。ジャンボパックは高いと感じますが、グラム当たりの値段が安く設定されていることが多いです。小分けにして冷凍しておけば、必要な分だけすぐに使えます。また、お肉を買う回数も少なくなり買い物の手間が省けます。
 

炭酸水

節約中、お酒を我慢しているという方には炭酸水がおすすめです。居酒屋に行かなくても、お酒を買うとなると高くなります。炭酸水であれば安く買え、満足感を得られる可能性があります。
 
また、お酒を飲み続けると健康面も懸念されます。炭酸水に置き換えることで、お酒による健康のリスクも回避しやすくなるでしょう。
 
どうしても炭酸水では我慢できないという方は、焼酎ボトルやリキュールなどを炭酸水で割って飲むのもよいでしょう。
 

安い食材で節約しよう

金欠のときは、安い食材を使いまわせば食費を抑えられる可能性があります。ただし、自分自身に負担をかけすぎるのもよくありません。栄養バランスを考え、無理のない節約を行いましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー