NYの視点:【今週の注目イベント】FOMC議事要旨、ECB、米CPI、中国CPI、PPI
一方で、米国3月の雇用統計では失業率が4%を27カ月連続で下回るなど、労働市場の強さが継続していることが再表明され連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期予想も7月から9月に先送りされた。3月CPIはディスインフレ継続するものの緩やかなペースに停滞することが示唆される見通し。前年比では伸び拡大が予想されている。もし、予想を上回ると、利下げ先送り観測をさらに強めドル買い要因となる。
■今週の主な注目イベント
●米国
10日:CPI、FOMC議事録
11日:失業保険申請件数、PPI
12日:ミシガン大消費者信頼感指数
●中国
11日:CPI、PPI
●欧州
11日:ECB定例理事会
●日本
10日:PPI