米2月景気先行指数は前月比+0.1%と、伸びは予想外に2022年2月以降ほぼ2年ぶりのプラスに改善した。米2月中古住宅販売件数は前月比+9.5%の438万戸と、1月400万戸から減少予想に反し増加し、1年ぶりの高水準となり、春のピークシーズンに向け住宅市場の強さが証明された。



事前に発表された米3月製造業PMI速報値は52.5と、2月52.2から悪化予想に反し改善し、22年6月来で最高となった。3カ月連続で活動の拡大と縮小の境目となる50を上回った。3月サービス業PMI速報値は51.7と、2月52.3から低下し年初来最低。3月総合PMI速報値は52.2と2月52.5から低下した。



予想を上回る結果を受けて、ドル買いが強まり、ドル・円は151円00銭から151円53銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0916ドルから1.0870ドルまで下落した。

【経済指標】

・米・2月景気先行指数:前月比+0.1%(予想:-0.1%、1月:-0.4%)

・米・2月中古住宅販売件数:438万戸(予想:395戸、1月:400万戸)

・米・3月製造業PMI速報値:52.5(予想:51.8、2月:52.2)

・米・3月サービス業PMI速報値:51.7(予想:52.0、2月:52.3)

・米・3月総合PMI速報値:52.2(予想:52.2、2月:52.5)