2日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円72銭へ上昇後、151円47銭まで下落し、151円57銭で引けた。米国の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが遅れるとの見方から10年債利回りが一時4.40%台に上昇し、ドル買いになった。その後、発表された2月JOLT(求人労働移動調査)求人件数は予想を上回ったが、1月分が下方修正。2月製造業受注も予想を上回ったが、2月耐久財受注改定値やコア資本財・出荷が下方修正され、強弱まちまち感からドル売りが優勢になったとみられる。10年債利回りは4.35%台へ低下した。



 ユーロ・ドルは1.0746ドルへ下落後、1.0779ドルまで上昇し、1.0767ドルで引けた。



 ユーロ・円は162円94銭へ下落後、163円33銭まで上昇した。



 ポンド・ドルは1.2552ドルから1.2579ドルでもみ合い。



 ドル・スイスフランは0.9054フランから0.9086フランで上下した。