8日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円94銭まで上昇後、151円72銭まで弱含み、151円85銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送り観測を受け金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、NY連銀が発表した3月の消費者調査で5年のインフレ期待が低下したため利下げ観測も再燃しドル買いが一段落した。



ユーロ・ドルは1.0822ドルから1.0862ドルまで上昇し、1.0859ドルで引けた。ドイツの2月鉱工業生産が予想を上回りユーロの買戻しが強まった。ユーロ・円は、164円40銭から164円90銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2614ドルまで下落後、1.2664ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9066フランまで上昇後、0.9040フランまで反落した。