16日午前の東京市場でドル・円は154円30銭台で推移。中国の主要経済指標に対する目立った市場反応は確認されなかったが、154円以下には国内勢のドル買い注文が残されており、アジア市場では154円近辺で下げ止まる可能性が高まっている。中東情勢のすみやかな改善は期待できないため、安全逃避的なドル買いがただちに縮小する可能性も低いとみられる。ここまでの取引レンジは154円14銭−154円42銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0615ドルから1.0628で推移。ユーロ・円は弱含み。164円01銭から163円73銭まで下落。