(13時30分現在)



S&P500先物      5,142.00(-5.00)

ナスダック100先物  17,907.00(+2.75)





米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル安。米金利はもみ合い、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ





29日の主要3指数は続伸。終盤に持ち直し、ダウは146ドル高の38386ドルと2日連続で上値を伸ばした。この日は連邦公開市場委員会(FOMC)に向け様子見ムードが広がり、方向感を欠く展開となった。インフレ再加速への思惑から連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期の後退が見込まれるものの、金利高は抑制された。それを受けテスラやアップルなど主力ハイテク株への買いが膨らみ、他のセクターにも買いが波及した。





本日は下げ渋りか。金融政策の行方に思惑が広がり、引き続き方向感は出にくい。利下げ時期は後退し、金利安が抑えられれば買いは縮小する見通し。半面、引き締め的な金融政策の継続は織り込まれつつあり、過度な売りは想定しにくい。一方、決算発表が本格化するなか、好業績銘柄を中心に買いが入り、相場を支えそうだ。特に、今晩のアマゾンや5月2日のアップルが注目され、ハイテクの収益回復への期待感が売りを抑制しよう。