日新<9066>は28日、大手石油元売りメーカーの根岸製油所構内の作業で使用する新型ディーゼル機関車「NDD5603号」の導入を発表。同社所有動力車3台のうち、1981年以降43年間働いたD504号が今春勇退することになり、新型車両へ更新する。

「NDD5603号」は、環境面では第3次排出ガス規制に準じたディーゼルエンジンを搭載し、定格出力540馬力の力強さも備える。また、運転室には熱線を多く取り入れた窓を採用し、機関士の視認性と操作の安全性を向上させ、車体カラーも日新カラー(オレンジ、マルーン)を取り入れ、これまでにない明るく斬新でカラフルな塗装を採用。各種石油製品の出荷作業に従事し、重要な社会インフラを支える一翼を担う予定としている。