イード<6038>は7日、ジゴワッツと共同でビジネス開発を行っている「バーチャルキー」が、「カーツシェアレンタカー」に採用されサービスを開始したと発表。

「カーツシェアレンタカー」はCARTS mobilityが提供するレンタカー&シェアリングのハイブリッド型レンタカーサービス。

ひとつのアプリで有人貸出と無人貸出の選択が可能で、ユーザーは好きなスタイルで自由に車両を予約できる。同アプリがインストールされていれば、スマートフォンをクルマの鍵として利用することができる。エンジンの始動から利用終了まで、すべてアプリでコントロールするバーチャルキーをAPIレベルで組み込み、採用している。

「バーチャルキー」は、ジゴワッツの特許技術を用いた自動車の鍵をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステム。自動車の鍵の解錠・施錠のみならず、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作が可能。

ジゴワッツは電気自動車用普通充電器の開発、IoT製品群向け非同期認証システムなどの認証および課金システムの開発を手掛けており、イードとは2022年10月に資本提携を結んでいる。