RS Technologies<3445>は13日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.4%増の153.58億円、営業利益が同12.6%減の26.32億円、経常利益が同1.3%減の35.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.5%増の17.81億円となった。



ウェーハ再生事業の売上高は前年同期比8.0%増の52.31億円、セグメント利益(営業利益)は同10.8%増の20.69億円となった。設備投資による増産効果により増収増益で堅調に推移している。



プライムウェーハ製造販売事業の売上高は同7.2%減の45.32億円、セグメント利益(営業利益)は同24.5%減の8.34億円となった。中国市場の減速もあり減収減益なるも、足許は回復基調となっている。



半導体関連装置・部材等事業の売上高は同111.9%増の57.57億円、セグメント利益(営業利益)は同44.4%減の1.10億円となった。装置販売の大口案件獲得により、売上高が大きく伸長した。



2024年12月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比5.8%増の549.00億円、営業利益が同17.7%増の140.00億円、経常利益が同3.2%増の154.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.3%減の76.00億円とする期初計画を据え置いている。



また同日、2024年12月期の期末配当予想については、当期の連結グループ業績が事業計画達成に向けて堅調に推移していることを鑑み、前期より5.00円増配し1株当たり配当金は35.00円とすることを発表した。