PBシステムズ<4447>は5月14日の大引け後、2024年5月14日開催の取締役会において、配当方針の変更及び2024年9月期の配当予想の修正(初配)を行うことについて決議したと発表している。



同社は、株主に対する利益還元を経営上の重要課題の一つと位置付けている。その一方、同社は東証グロース市場および福証Q-Boardに上場し、更なる拡大を目指す成長過程にあるため、経営体質の強化及び将来の事業展開のための内部留保の充実に重点を置く必要があると考え、配当実施の可能性及びその実施時期については未定とし、これまで配当を実施していなかった。



しかし、同社の業績は堅調に推移しており、2024年9月期第1四半期累計期間においては、売上高・利益(売上総利益・営業利益・経常利益・当期純利益)共に過去最高金額を更新している。このような事業の順調な成長を踏まえ、株主への利益還元の開始が可能と判断し、初となる剰余金の配当(初配)を実施することを決めた。今後も、事業拡大のための投資を着実に行いながら、安定した配当の継続実施を目指す方針である。上記、配当方針の変更に伴い、2024年9月期の1株当たり期末配当予想を従来の0円から10円に修正した。