【ブラジル】ボベスパ指数 128515.49 +0.28%

14日のブラジル株式市場はやや強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比360.70ポイント高(+0.28%)の128515.49で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では45が上昇、34が下落、変わらずは7。米長期金利の低下を受けて買いが優勢となった。



【ロシア】MOEX指数 3463.93 +0.20%

14日のロシア株式市場はやや強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比6.82ポイント高(+0.20%)の3463.93で引けた。日中の取引レンジは、3457.31−3468.28。原油先物は下げたものの、米長期金利が低下したこと、中国との経済関係が強化されることから、これらを好感した買いが入ったようだ。



【インド】SENSEX指数 73104.61 +0.45%

14日のインドSENSEX指数は強含み。前日比328.48ポイント高(+0.45%)の73104.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同113.80ポイント高(+0.51%)の22217.85で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、20が上昇、10が下落、変わらずは0。米長期金利低下への期待で過半数の銘柄が上昇した。



【中国本土】上海総合指数 3145.77 -0.07%

14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.25ポイント安(-0.07%)の3145.77ポイントと小幅ながら続落した。



投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米国の対中圧力強化や、米金利動向の不透明感が重しとなっている。米国では週内に最新の物価統計が公表される予定。インフレに沈静化がみられなかった場合、米金利高が進み、人民元相場が下落する可能性もある。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感で、指数はプラス圏で推移する場面もあった。財政部は13日、超長期特別国債の発行計画を打ち出し、今月17日から30年債の発行を開始すると発表している。これを受けて、金融緩和の観測も浮上。複数メディアが報じたところによれば、市場では国債発行による流動性の縮小を金融緩和でカバーするとの見方。