大相撲の東関脇若元春(30)=本名・大波港、福島市出身、荒汐部屋=が夏場所7日目の18日に休場した。

 6日目まで3勝3敗の若元春は「右足親指の靱帯(じんたい)損傷で1〜2週間程度の休養、治療を要する」との診断書を日本相撲協会に提出。師匠の荒汐親方(元幕内蒼国来)によると、敗れた6日目の大栄翔戦で痛め、再出場は状況を見て判断する。休場は部屋の新型コロナウイルス集団感染が判明した21年初場所以来で4度目。7日目の対戦相手、関脇阿炎は不戦勝。

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 若元春の父の大波政志さん(57)=福島市=は「再出場できるならば、精いっぱい頑張ってほしい」と語った。