今年から5月開催となる相双地方の伝統行事「相馬野馬追」。25日の開幕が迫る中、騎馬武者が朝日を浴びながら砂浜を駆け、本番に向けて士気を高めている。
 15日早朝の南相馬市鹿島区の烏崎海岸には、日の出前から愛馬をトラックに乗せた騎馬武者が訪れた。騎馬武者は爽やかな海風を受けながら、感覚を確かめるように海岸線を何度も往復していた。
 一般社団法人相馬野馬追によると、今年は昨年(361騎)を27騎上回る388騎が出場を予定している。野馬追は25〜27日の3日間、同市原町区の雲雀ケ原祭場地を主会場に開催される。