国賓待遇でアメリカを訪問中の岸田首相は、ワシントンでアメリカの戦没者が埋葬されている墓地で献花を行い、その後、経済関係者との会談を行う予定。

岸田首相は、日本時間9日午後11時過ぎ、ワシントンのアーリントン国立墓地を訪れ、戦没者らへの献花を行った。

このあとは、マイクロソフトの社長との意見交換や、アメリカのビジネスリーダーとの食事会を行う予定。

今回の訪米は2015年の安倍首相以来、9年ぶりとなる国賓待遇での訪問。

日本時間の11日未明にはバイデン大統領と首脳会談を行い、共同会見に臨む。

今回の日米首脳会談では、防衛協力を拡大することで一致する見通しで、岸田首相は日米両国を「グローバルパートナー」と位置づけ、自由で開かれた国際秩序の維持に向けた連携を確認する方針。

また、滞在中に上下両院の合同会議で演説し、日本の投資によるアメリカへの貢献を説明するほか、南部ノースカロライナ州でトヨタ自動車の電池工場などを視察する予定。