季節外れのサンタ帽をかぶった泥棒。
カメラは緊迫の確保の瞬間を目撃していた。
長い前髪の分け目からじっとカメラを見つめる男は、季節外れのサンタクロースの帽子をかぶり、東京・秋葉原のトレーディングカード専門店に侵入し、ポケモンカード468枚、約23万円相当を盗んだ疑いで逮捕された、無職の森山怜音容疑者(22)。
犯行後、森山容疑者は数百メートル離れた公園の滑り台の下に、犯行当時着ていた服やサンタ帽などに加えて、盗んだカードまで置いて逃げていた。
事件発生の約1時間後、森山容疑者は店の近くの路上で警察官に職務質問をされる。
カメラが目撃した確保の瞬間、森山容疑者は意外な姿を見せていた。
警察官「しゃべれ! 何やったんだ! 自分の口で言え!」、「確保!」
17日午前2時半ごろ、複数の警察官に取り押さえられた森山容疑者は、おとなしく警察に確保されていたという。
撮影者「捕まえられた時点で、おとなしく座ってました」
森山容疑者は調べに対し「お金が欲しかったので、カードを盗もうと思った」と話している。
警視庁は、売りさばく目的で盗んだとみて調べている。
情報提供は、「イット!」のウェブサイトまで。