アメリカ政府は26日、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナに対して、過去最大規模の60億ドル、日本円で約9480億円相当の軍事支援を発表した。

軍事支援には、地対空ミサイルシステム「パトリオット」のミサイルや、高機動ロケット砲システム「ハイマース」の弾薬などが含まれ、約9480億円相当になる。

オースティン国防長官は記者会見で、“これまでで最大規模の支援”と指摘し、「ウクライナの防衛に対する揺るぎない支援を明確に示すものだ」と強調した。

アメリカ政府のウクライナ支援は議会の対立で停滞していたが、緊急予算が24日に成立していた。