J3鳥取とルヴァン杯で対戦、アウェーに浦和サポ大挙

　J1浦和レッズは4月24日、ルヴァン杯ファーストラウンドの2回戦でJ3ガイナーレ鳥取とアウェーで対戦し、5-2で快勝した。平日にもかかわらず会場には約1500人の浦和サポーターが集結。ゴール裏をびっしりと埋め、大声量のコールを送る圧巻の光景にSNS上では「これが平日アウェー？」「ヤバすぎ」といった驚きの声が広がった。

　今季からルヴァン杯はJ1からJ3までの全60チームが参加する大会にリニューアル。まずはJ1からJ3までの5クラブから6クラブが参加してのミニトーナメントが実施され、原則として下部カテゴリーのホームゲームで行われる。そのため、J3の鳥取が浦和をホームに迎える試合が実現した。

　試合に向け市内のホテルは軒並み満室となり、羽田空港から鳥取砂丘コナン空港への航空便も浦和サポーターで埋まるほど。実際に会場には約1500人のサポーターが駆け付け、ウォーミングアップの段階から大声量のコールが繰り広げられると、普段見慣れない光景に鳥取本拠地のスタンドからどよめきが起こった。

　なにより、平日のナイターにもかかわらず遠いアウェーの地まで大挙して集結するサポーターの熱意には感服させられるところだろう。威圧感を与えるアウェーゴール裏スタンドの光景がSNS上で出回ると話題を呼び「これが平日アウェー？」「これはヤバすぎ」「完全にホームジャック」「やっぱスゲー」などと驚きの声が寄せられ反響が広がった。

　なお、試合は浦和が格の違いを見せつける形で快勝。浦和復帰後の初出場となったMF武田英寿が前半12分に先制ゴールを決めると、後半にはFW中島翔哉が2得点するなど5-2の勝利を収め、V・ファーレン長崎と対戦する3回戦へと進出している。

FOOTBALL ZONE編集部