市内中心部で優勝をファンに報告

 スペイン1部レアル・マドリードが5月12日、マドリード市内中心部で優勝パレードを行った。36度目のリーグ優勝をファンと盛大に喜んだなか、指揮官の“陽キャ”な姿が脚光を浴びている。

 今季、安定した強さが光ったレアル。リーグ優勝を決めたラ・リーガ第34節カディス戦までに勝ち点87を獲得したほか、喫した黒星もわずか1つ(第6節アトレティコ・マドリード戦/アウェー/1-3)だった。開幕前から複数の主力が長期離脱を強いられる苦しいシーズンだったにもかかわらず、首位を独走できたのはカルロ・アンチェロッティ監督の手腕とチーム力の高さによるものと言えるだろう。

 そんなレアルはこのほど、シベレス広場で駆けつけたサポーターたちにリーグ優勝を報告。そして、晴れの日を指揮官が率先して盛り上げた。英メディア「TNTスポーツ」公式インスタグラムが1本の動画を公開している。

 この動画でカメラが捉えていたのは、特設ステージでマイクを握るアンチェロッティ監督。すると、「エドゥアルド・カマヴィンガと踊りたい」の一言でダンスがスタートすることに。音楽に合わせノリノリで踊り出すと、ほかの選手も2人のあとに続き一際大きな盛り上がりを見せたのだった。

 アンチェロッティ監督のお茶目な姿が公開されると、瞬く間に話題に。コメント欄には「世界で最高の監督」「素晴らしい絆」「家族だ」といった反応が寄せられている。レアルが強さを維持できた背景に、指揮官の人心掌握術があったのは間違いなさそうだ。

FOOTBALL ZONE編集部