リバプールやアーセナル、トッテナムが関心と報道

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、イングランド1部リバプールやアーセナル、トッテナムなどが獲得に関心を示していると伝えられ、去就が注目されている。ソシエダとの契約は29年6月まで残るが、海外メディアは「遅かれ早かれ、彼らは本気で彼の門を叩くだろう」と近い将来のビッグクラブ移籍を予測している。

 現在22歳の久保は、2022年夏にスペイン1部レアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。加入初年度の昨季は中心選手としてリーグ戦9ゴールをマークし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。今季も主力として公式戦40試合で7得点5アシストの成績で存在感を発揮してきた。

 今年2月には29年6月末までの契約延長を発表したが、シーズン終盤に向けて去就動向が過熱。エジプト代表FWモハメド・サラーの後釜としてリバプールが関心を示していると伝えられたほか、アーセナルやトッテナムの名前も挙がっている。

 そのなかで、海外サッカーサイト「onefootball」は、レアルが保有権を持つなかで、他クラブへ移籍した選手たちにフォーカス。ジローナの22歳MFミゲル、アルメリアの22歳MFセルヒオ・アリバス、フロジノーネに期限付き移籍中の22歳MFヘイニエルらが挙がったほか、久保に関しても「保有権50%を持ったまま移籍」と触れている。

「契約解除金は6000万ユーロ(約101億円)。3000万ユーロ(約51億円)がマドリードの元に入る。久保はサン・セバスティアン(ソシエダ)で安住の地を見つけた。イマノル(・アルグアシル)監督は彼の最大のブースターだ。かつては日本のメッシ、今は久保建英だ。ラ・リーガで最も個性的なウインガーの1人だ。いくつかのビッグクラブが久保を獲得候補に挙げており、遅かれ早かれ、彼らは本気で彼の門を叩くだろう」

 久保はソシエダでのプレーを望んでいるとされるが、今後どのような動きがあるだろうか。

FOOTBALL ZONE編集部