●FW:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)

 サッカー日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦する。久保建英やらが順当に名を連ねた一方で、戦力になりそうでありながら呼ばれなかった選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかった選手を紹介する。
——————————————-

生年月日:1995年1月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
23/24リーグ戦成績:29試合9得点3アシスト
日本代表通算成績:21試合5得点2アシスト

 スコットランドの名門セルティックでプレーする古橋亨梧は、日本代表でこれまで大きなインパクトを残せていない。現在は、その状況がさらに悪化しているようにも見える。

 古橋はセルティックでゴールを量産してきたが、カタールワールドカップに続き、AFCアジアカップカタール2023のメンバーからも外れた。現在の日本代表は、2列目の攻撃力を活かすことを重視する戦い方で、自らの決定力が最大の武器である古橋は、チームのスタイルに合っておらず、居場所が見つけにくい状況だ。

 それでも、クラブでの活躍から古橋を代表に推す声は多かった。だが、最近はセルティックでも厳しい状況で、冬の移籍市場でアダム・アイダが加入してからベンチスタートが続いており、森保一監督を悩ますほど説得力のある結果を出していない。

 古橋の良さを最大限に活かすには、チーム全体を変える必要があると考えると、落選は仕方ないのかもしれない。

なぜ呼ばれない? サッカー日本代表に招集されなかった欧州組 全選手紹介
なぜ呼ばれない? サッカー日本代表に招集されなかった欧州組(2)
なぜ呼ばれない? サッカー日本代表に招集されなかった欧州組(3)