サッカー日本代表は21日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選で北朝鮮代表と対戦する。AFCアジアカップ2023後初の試合で、日本代表はどのようなパフォーマンスを見せるのか。久保建英ら日本代表の選手たちが、北朝鮮代表に対して抱く印象について言及している。

 アジアカップ敗退から1か月半が経過し、FIFAワールドカップ26出場を目指す戦いが再開する。北朝鮮代表の情報は少なく、26日には平壌での完全アウェイとなる試合も控えている。

 アウェイでの経験について、元日本代表の清武弘嗣から話しを聞いたというDF毎熊晟矢は、「とりあえず怖いっていうのは聞いた。ホテルでも常に見られてる感じで安心できる環境ではなかったと聞いている」と述べた上で、「相手の選手の目の色も全然違うと聞いたので、イメージしながらやりたい」と、2連戦の意気込みを語っている。

 2018年のU-19アジア選手権で北朝鮮と対戦した経験のある久保は、「あまり覚えてない」と述べた上で、「情報もないのでみんなが知りたがっている。それこそ(レアル・ソシエダの)チームメイトもどんな感じだったか教えてくれって言ってくるくらい興味津々だった。それだけ情報がないというのは怖いこと」と、情報の少ない北朝鮮代表に強い警戒感を示した。

 また、日本代表に復帰したGK大迫敬介は北朝鮮代表の印象について、「間違いなく強い」と強調し、「そこにプレーの荒さや球際の激しさがついてくると思うので、賢く戦う必要がある」と北朝鮮代表戦での日本代表が注意すべき点を挙げていた。

 今回招集外となったDF冨安健洋の代わりに、日本の最終ラインの中心となる活躍が期待されるDF町田浩樹は、「結構前からプレスに来る印象」と述べた上で、「単体で来るプレスの場合は結構外せるかなとは見てて思った」と、チームの狙いを明かしていた。

(取材:加藤健一、構成:編集部)

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