プレミアリーグ第32節、トッテナム対ノッティンガム・フォレストの試合が現地時間7日に行われ、試合は3-1でホームチームが勝利した。この試合で1ゴールを挙げた、トッテナムのミッキー・ファン・デ・フェンを同僚でイングランド代表のMFジェームズ・マディソンが絶賛している。英メディア『90MIN』が、現地時間8日に報じた。

　ファン・デ・フェンは、昨夏にブンデスリーガのヴォルフスブルクから約4000万ユーロ（約56億円）でトッテナムに加入した。22-23シーズンに、トッテナムはリーグ戦で63失点を喫しており、同選手はディフェンスの再建を担う中心選手としての活躍が見込まれて獲得された。

　そして今季は、プレミアリーグ初挑戦ながらトッテナムのレギュラーの座を勝ち取り、今では世界から注目される若手筆頭株に成長している。特にDFの選手でありながら彼の持つスピードは驚異的なものがあり、今シーズンの初めには時速37.38kmというプレミアリーグ全体の最速スプリントタイムを記録。これは20-21シーズンにデータが収集され始めて以来の新記録だった。

　ファン・デ・フェンと同様に今季からトッテナムに加入したマディソンは、「彼と契約するまで私は彼の名前を聞いたこともなかった」と述べた上で、同僚DFの凄さについて次のように語っている。

「ミッキーはトップ、トップの選手だ。彼は私が今まで見た中で最も速いという点でユニークであり、ボールを扱うのが上手い優れたDFだ。毎日のトレーニングを見ていると、シュートは得意というわけではないが、コーナーに飛んでいくシュートを持っている」

　マディソンが言及したように、ファン・デ・フェンはフォレストの試合において、強烈なミドルシュートをゴール右上隅に突き刺してトッテナムの勝利に貢献している。マディソンは「彼はトップレベルだ」と何度も強調し、「彼がフェアな選手であることが大好きだ。素晴らしい若者だよ」と、選手としてだけではなくファン・デ・フェンの人間性も絶賛していた。

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