かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が、古巣のマンUを痛烈に批判している。英メディア『スカイスポーツ』がルーニー氏のコメントを掲載した。欧州カップ戦出場が危うい状況となっている低迷古巣を批判する理由とは。

 マンUは現在8位と低迷しており、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を争うチェルシーやニューカッスルが勝ち点を積み上げたことで、さらに勝ち点差が広がった。FAカップ決勝のマンチェスター・シティ戦で勝利を収めれば、欧州カップ戦の出場権を得ることができるとはいえ、簡単な相手ではないことは確かだ。

 そんなマンUに対してルーニー氏が批判。同メディアで同氏は「彼らが発表している負傷者を見ると、何人かの選手は100%プレーできる」と苦言。さらに「UEFA EUROとFA杯決勝が近づいている時、少し選手たちを休ませるのは簡単だ。決勝に臨み、EUROのための準備をする。私はそれを何年も見てきた」とコメントしている。

 また、ルーニー氏は「これは私の意見だが、何人かの選手たちはシーズンをただ終えようとしているだけ。だから、彼(エリック・テン・ハフ)には同情するが、選手たちが正しいか証明することが彼の仕事だ」と話しつつも、「私は個人的に彼に時間を与えるべきだと思う。選手の獲得に多くの問題を抱えている。ここ数年良くないことだ」と指揮官を擁護した。

 レジェンドOBから批判の声が届いたマンUだが、果たして、マンCに勝利してタイトルと欧州カップ戦の出場権を手にすることができるだろうか。

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