プレミアリーグ第38節、アーセナル対エバートンの試合が現地時間19日に行われ、アーセナルが2-1の勝利をおさめた。この試合でゴールを決めたアーセナル所属の日本代表DF冨安健洋について、英メディア『TBRフットボール』が、来季のアーセナルの主力に相応しいとの見解を示している。

 冨安は今季の開幕戦となったノッティンガム・フォレスト戦でベンチスタートになり、第2節のクリスタル・パレス戦では先発起用された。しかし、2枚目のイエローカードで退場し、次の試合から大幅にプレー時間が減少することになる。それでも第10節のシェフィールド・ユナイテッド戦で途中出場からゴールを決めると、ニューカッスル戦から3試合連続でフル出場を果たし、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦ではアシストで勝利に貢献した。しかし、ふくらはぎの負傷で長期離脱。復帰後のマンチェスター・シティ戦から再び途中出場で再スタートを切ることになるが、最近は4戦連続でフル出場となり、今節のエバートン戦でゴールを決めていた。

 この活躍を受け、同メディアはタイトルに「2000万ポンドのアーセナルの選手が、エバートン戦での活躍により、来シーズンの主力スターターにふさわしいことを証明した」とつけて、冨安を称賛。冨安について「移籍金2000万ポンドのこのディフェンダーは、これまでのアーセナルでのキャリアで怪我に悩まされてきたが、もしそれを変えることができれば、アルテタ監督の永久的な解決策になれない理由はない。冨安はエバートン戦で47回のパスのうち89%を成功させ、5回のデュエルに勝利し、2回のインターセプトを達成し、もちろんゴールも決めた。彼は全てを備えており、もし彼が健康を維持し、左サイドでユリエン・ティンバーとうまく連携できるとアーセナルが十分に確信すれば、この夏アーセナルは多額の資金を節約できるだろう」との評価を下している。

冨安健洋の順位は? 欧州日本人、年俸ランキング1〜10位
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