自分の親と考え方が合わず苦労する人もいますよね。今回は私の友人A子さんから聞いた、おせっかいな発言を連発する実母にうんざりした話を紹介します。

おせっかいな実母

A子の両親が住む実家は、A子宅から歩いて10分ほどの距離にあります。そのため、実母がウォーキングついでによくA子宅に遊びに来てくれるのですが、その際必ず言われる言葉があります。

それは「また旦那さんに家事をやらせて! ちょっとやらせ過ぎよ〜」や「また旦那さんにやらせてるの? かわいそうよ〜」なのですが、この実母の発言をA子はどうしても納得できずにいました。

育児・家事の分担はいけないこと?

A子の家庭は共働きです。お金を同じように稼ぎ(なんならA子の給料の方がちょっと多い……)、育児や家事もふたりで分担しています。

A子の夫も夫婦2人で協力して育児や家事をすることが「当たり前」だと思っており、なんら嫌だとは思っていないにもかかわらず、実母が口を出してくるのです。

実母の主張……

A子は実母に「今の時代、育児も家事も夫婦で分担するのが普通だよ!」と伝えているのですが……。結婚してから今までずっと専業主婦だった実母は、それでも「家にいるときくらいゆっくりさせてあげるのが妻の務め」と主張してきます。

「じゃあ私はいつゆっくりするの?」と実母に聞くと、「子どもがまだ小さいんだからゆっくりしてる暇なんてないわよ!」と答える始末。

口出しは控えてほしい……

A子は聞く耳を持たない実母にうんざり……。言い争うだけ無駄だと思いました。

娘に対して自分の古い価値観を押し付けてくる実母のことは理解できませんが、新しい価値観を実母に押し付けている自分にも気付き、それもよくないことだと思ったA子。

実の親子と言えど、やはり各家庭のやり方を尊重すべきだと感じたので、「口出しをするのはやめてほしい」と実母にしっかりと伝えたA子でした。

心配なのはわかりますが、結婚して家庭を持った娘に口出しするのはよくありませんよね。娘夫婦には娘夫婦のやり方があるので、それを親がとやかく言ってしまうと距離を置かれてしまう可能性が……。相談されたら答える、お願いされたらサポートする、といったように娘からヘルプを求められたときだけにしておくのがベターかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K