世代間で価値観が違うのは当たり前といえば当たり前ですが、身近に自分とは全く違う価値観を持つ人が現れたら誰でも戸惑ってしまいますよね。今回は息子の若い妻に振り回されたエピソードを知人のAさんが聞かせてくれました!
息子が結婚相手として連れて来たのは
先日、うちの息子が付き合っている女性を連れて我が家へとやってきました。
お相手は21歳のY美さん。息子は33歳なので、ちょうど一回り年下ということになります。
随分若い女性なのね……とドキドキしながら当日を迎えたのですが、やってきたY美さんを見てさらにビックリ!
なんと、ショートパンツに素足にサンダルという格好でやってきたのです。
でも、屈託なく無邪気なY美さんの様子に私は「最近の若い人はきっとみんなこんな感じなのね」と自分を納得させました。
やがて子どもが生まれ……
1年ほどたち、息子とY美さんのあいだには子どもが生まれました。
相変わらず少し世間知らずなところがあるY美さんですが、私が親戚からの出産祝いを代表して持参すると、「ありがとうございます! ちゃんとお礼しますね!」と言ってくれたので、「さすがに親になると少しずつしっかりするものなのかも」と内心ホッとしていたのですが……
え、LINEで?!
それから1週間ほどたったある日、Y美さんから私に電話が。
「出産祝いのことなんですけど……」と言うので、何か不備でもあったかと一瞬不安になりましたが、電話口からは「親戚のひとたちのLINE教えてくださーい♡」という明るい声が。
「え? LINE? 一体どうするの?」と聞くと、「出産祝いのお礼をLINEしとこうかと思って〜♪」と言うので私は唖然。
なんとY美さんは、親戚へのお礼をLINEで済ませようと考えていたようです。
若さってすごい……
若い人には「内祝い」の習慣がないのかもしれませんが、そもそも親戚は高齢者ばかりで、LINEを使っている人なんてほとんどいません。
私は咄嗟に「いいのよ、こちらから伝えておくからね」と断り、翌日自腹で内祝いを用意し、親戚に配っておきました。
お節介かとは思ったのですが……。皆さんならこんな時、どんなふうに対応しますか?
まとめ
ある世代では当たり前のことでも、別の世代では全く知られていないことはたくさんあります。価値観や慣習の違いにぶつかった時、どんな対応をするかでその後の人間関係にも影響が出てしまいますよね。世代によるギャップは仕方がないことなので、お互いに理解し合うことが大切かもしれませんね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの