現代の24歳は平安時代の15歳?

たとえば、現代の寿命の80歳が平安時代の50歳に相当すると仮に考えてみます。

すると、現代の24歳は平安時代の15歳。

現代の16歳が10歳に相当する計算になります。

10歳で結婚するのはさすがに幼すぎる印象がありますが、12、13歳になれば…ということになるのでしょうか。

整理すれば、当時は子どもが産めるようになると、「じゃあ結婚を考えようか」と周囲が動き出すのが自然だったのかもしれませんね。

※本稿は、『応天の門』(新潮社)に掲載されたコラムの一部を再編集したものです。