家事支援サービス利用の普及
2023年6月、閣議決定された「骨太方針2023」の中に、ついに「家事支援サービス利用の普及」という項目が入りました。
この方針により、本格的に日本の暮らしが変わり、真に豊かになっていくことが期待できます。長年の働きかけが実ったことを、本当にうれしく思います。
結婚、出産後の暮らしを「大変そう」と感じるなら、結婚や出産、育児を選ぶカップルは少なくなるばかりです。
暮らしをサポートしてくれる信頼できる第三者がいれば、安心感を抱き、結婚や出産の意欲が湧くはずです。
第一子の育児で「大変」ではなく、「楽しい」「幸せ」と感じることができたなら、第二子、第三子を望む人も増え、少子化も解決できるでしょう。
家事代行サービスは、社会の“幸循環”の切り札です。
※本稿は、『ウェルビーイング・シンキング』(日経BP)の一部を再編集したものです。