青森の海を相手に奮闘する漁師たちが、青森県の水産をPRするためにひと肌脱いだ「漁師カード」。青森県を訪れた松岡修造さんは、その全150種類のカードの中から、大人気の漁師・小枝哲さんに「カワハギの煮付け」を紹介してもらうことに。

小枝さんは、たくましい肉体に“漁師カッパ”姿でポーズを決めると、手際よくカワハギの頭の部分に切り込みを入れ、「ここからはもう包丁は使わずに、手で作業していきます」と宣言。カワハギの調理は包丁ではなく手を使うことが一般的とのこと。

松岡さんも一緒に手を使い、頭と肝を身から力づくで引きはがしていきますが、意外に手順を紹介する小枝さんの声が小さいことに「しゃべりは弱いですね」とツッコむと、小枝さんは「集中してます」と返答しながら照れた表情になります。

続いて、お腹から皮をはがしていきますが、スルスルとはがれていく皮に「これは気持ちいい!」と松岡さんもすっかりノリノリに。

カワハギの旬は夏と冬の2回ありますが、中でも冬のカワハギは脂肪を蓄える肝が絶品。

カワハギの煮付けが出来上がると「贅沢だよこれ…」と、松岡さんの期待も高まります。ふっくらとした身に肝を合わせてひと口いただくと、「すごいよ!おいしいわ〜フォアグラ!肝が煮込んでしまうとトロッとしたのがなくなると思ったけどそうでもない」と、ギュッと目を閉じて絶賛する松岡さん。

「漁師カードは皆さんの力強さだけではなくて、青森の魚を思う力強さも同時に感じました」と番組を締め括った松岡さんでしたが、実は番組の舞台裏ではこんな場面も…。

現役漁師に“本気の戦い”を挑んだ様子を動画でお楽しみください。