被災地の治安を守るために全国から特別出向の警察官が福島県警察本部に4月9日着任した。

「福島県の治安を守るための力になりたいとの強固な意志を持って、ここに集結しました」
福島県警察本部には震災後、全国の警察本部から被災地のパトロールや行方不明者の捜索などにあたる警察官が出向している。これまでに1900人を超える出向者が県内で任務にあたり、2024年度は新たに14の道府県から31人が着任した。
埼玉県警から特別出向の茂木将巡査部長は「被災地の実情を自分の目で見て、被災者に寄り添った活動が出来ればいいと思います」と話した。

今年度着任した出向者は研修を重ね、4月末までに正式に被災地で活動を始める。