4回に2号ソロ…打率.354はリーグ4位、OPS.999は7位の好成績

■レイズ 7ー6 エンゼルス(日本時間17日・セントピーターズバーグ)

 エ軍逸材が覚醒の兆しだ。ローガン・オハッピー捕手は16日(日本時間17日)、敵地で行われたレイズ戦に「6番・捕手」で先発出場し、今季2号を放つなど4打数1安打1打点。シーズン成績を打率.354、2本塁打、7打点、OPS.999とした。「すごい完全に打撃掴んだね」「完全にブレーク」「本物だわ」とファンも称賛の様子だ。

 完璧な一発だった。2-0で迎えた4回2死、フルカウントからスイーパーを捉えた打球は速度101.9マイル(約163.9キロ)、飛距離395フィート(約120.3メートル)の2号ソロ。「これはエンゼルスの希望」「球界を代表するキャッチャーになる」「さすが」とファンも興奮のアーチで、打率.354はア・リーグ4位、OPS.999は同7位と快調なスタートを切った。

 なお、試合は9回に2点を追い付かれ、延長戦は3度勝ち越しながらも敗れた。SNS上では「エンゼルスらしい負け方……」「なおエ」の文字が飛び交うものの、それゆえに24歳の輝かしい活躍が支えになったのかもしれない。

 2018年ドラフト23巡目でフィリーズに入団。有望株として評価を高め、2022年8月にブランドン・マーシュ外野手とのトレードでエンゼルスに加入した。昨季は51試合で打率.236、14本塁打、OPS.796。大谷翔平投手とも5試合でバッテリーを組み、防御率0.81と好相性を発揮するなど、日本のファンからも人気を集めていた。(Full-Count編集部)