開発期間は約15年、早期アクセスからも9年が経過しているローグライクRPG『Caves of Qud』ですが、デベロッパーFreehold Gamesはバージョン1.0の正式リリースに向けたロードマップを公開しました。

サイエンス・ファンタジーの叙事詩
本作はレトロフューチャーな雰囲気と奥深いシミュレーションを備えたサイエンス・ファンタジーのローグライクゲームです。プレイヤーは生き生きとした世界に身を置いて千年前の文明の層を切り開き、そこが瀕死の地球なのか、それとも再生寸前の地球なのかを決めていきます。

主な特徴
奥深い物理シミュレーション
壁が行く手を阻むならツルハシで掘るか、腐食性のガスで破るか、溶岩でとかす。すべての壁には融点がある。
完全にシミュレートされた生き物
すべてのモンスターとNPCはプレイヤーと同様に完全にシミュレートされており、レベルやスキル、装備、派閥への忠誠、体の部位を備えている。もし蜘蛛を精神的に支配できる突然変異能力を持っていれば、蜘蛛として世界を旅し、巣を張ったり物を食べたりすることができる。
ダイナミックな派閥システム
類人猿、カニ、木、ロボット、高度なエントロピー的存在など70を超える派閥との忠誠を追求。
練り込まれたサイエンス・ファンタジー設定
15年以上にわたる世界の構築により、迷宮のような唯一無二の物語世界がシミュレーションの上に積み重なっており、そのすべてを探検することができる。
タクティカルゲームプレイ
ターン制のサンドボックス型探索と戦闘は、突然変異やインプラント、アーティファクトやスキルの創造力により、あらゆる方法の解決策を提供する。
RPG要素
クエスト、NPC、村、史跡など、ダイナミックなものから手書きのものまで、様々な要素が織り成す移動型RPG体験。
雰囲気のあるオリジナルサウンドトラック
2時間以上におよぶ異世界の音楽が収録。

今後の計画
正式版となるバージョン1.0に向けてメインクエスト最後の行程、新しい完全にグラフィカルなUI、何百もの視覚効果と音響効果、多くのさらなる洗練と安定性などが予定されており、今後の計画は次のようになっています。

まもなく登場「Spring Molting」
このアップデートは既にプライベートベータ段階。Patreonのサポーター向けに近日公開、5月上旬にはオープンベータとなり、その数週間後にはリリースされる予定。



まったく新しいインターフェース:注目のUI再設計が完了。完全なマウス操作、完全なゲームパッド対応。ゴージャスでありながら『Caves of Qud』の本質を維持するため慎重にデザインされている。
スタート地点となるJoppaの町が他の世界と同様に質感と生活感に溢れるものに一新された。
何百もの新しいサウンドとビジュアルエフェクト。
40の新しい実績。
新たなストーリータッチ、大幅なバグ修正、パフォーマンス向上。

2024年夏・秋
夏から秋にかけての中心的なプロジェクトはメインクエストの完成。その後、『Caves of Qud』のストーリーアークをすべてクリアした人たちを満足させる何かを追加する予定。より実践的なチュートリアルも追加予定。


2024年後半:ローンチ
発売までの準備の一環として、発売後に大きな内容のアップデートを適切に処理できるようゲームアーキテクチャを用意。ローンチ日は決まっていない。


発売後
販売の財政状況にもよるが、発売後も主要なコンテンツやシステムのリリースでゲームを更新していく。既に2つの大きなDLCを予定している。有料か無料かは未定で適切なアプローチを考案中。また、他プラットフォームへの対応も検討している。
ユーザー評価は「圧倒的に好評」の『Caves of Qud』はSteam/GOG.com/itch.ioにて2,050円/19.99ドルで配信中。GOG.comでは4月17日までの10%オフセールが実施中です。